発達障害

【発達障害】

広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、「自閉スペクトラム症」などの総称。生まれながらの脳の機能障害が原因とされています。

広汎性発達障害:他人とのやりとりが苦手な自閉症などを特徴とします。

学習障害(LD):読み書きなど特定の事柄に困難を抱えたり計算など特定分野が極端に苦手なことなどを特徴とします。

注意欠陥・多動性障害(ADHD):落ち着きがなく無意味な行動、自制的でない行動などが特徴となります。

自閉スペクトラム症:興味や関心に偏りがあったり、対人関係などに困難があったり落ち着きがないといった特徴があります。自閉症や広汎性発達障害、アスペルガー症候群などが含まれます。

自閉スペクトラム症は、乳幼児期から幼児期にかけて現れることの多い心身の障害を意味するものです。代表的なものとして,知的障害,広汎性発達障害(自閉症),高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群・高機能自閉症),注意欠陥多動性障害(ADHD,多動症候群),学習障害などが知られています。いずれも脳機能の障害が原因とされ,先天的なものであったり,そうでない場合も低年齢時に生じたほかの疾患の後遺症によるものであったりします。愛情のかけ方,育て方など生育環境が原因となったものは含めません。